レオの40代からのくじけない婚活

40代でも結婚諦めたくない、体験談や考察を綴っていきます

婚活番外編 夫婦の生活費の試算

夫婦の生活費の試算

小銭だって、お札だって、小切手だーってーみんなみんな・・・というわけで今日はお金の話です
婚活の掲示板では「何百万なければ生活できない」とか「女は出産もあるし働けない時期がある」との声を見かけますが
匿名のせいかちょっと感情的で思い付きの数字を書き込んでいるだけにも感じます

私も婚活前は気にもしていなかったのですが、やり取りの話題になることも少なくないので、夫婦二人で生活した場合実際にどのくらいのお金が毎月かかるのかを具体的な金額で考えてみたいとおもいます
私は結構ミニマムな感覚で暮らしているので、それじゃあ全然足りないよという部分も出てくるとはおもいますがあくまでも私の金銭感覚で進めていきます

書きながら考えているので矛盾があったらごめんなさい

家賃

生活の基本の家賃
都会と地方ではだいぶ違います
今回は東京で考えてみますがこれも地域によって大きく違います
比較的安いのは北区、板橋区、練馬区あたりにしましょうか
私も長年住んでいますが新宿、渋谷、池袋、横浜方面に簡単に出れるので便利ですよ
場合によっては川を越えて埼玉も視野に入れるのも手です
東側なら千葉ですね、23区にこだわらず他県や都下にいけば確実に1万円以上下がります

広さを考えると物が少ないご夫婦なら40㎡、広めを希望するなら50㎡くらいは欲しいところ
予算的に新しいマンションは選択肢から外すとして、残る候補はきれいめな木造とやや古めのマンションになります
都内のマンション相場は9~12万程度ではありますが、駅から少し離れたところなら8万円くらいからありますので、できるだけ駅からの距離を歩いて節約です
オートロックなどの設備はありませんが木造も悪くはないですよ
昔住んでいたことがありますが平成になってから作られた木造ならロフトがついていたりメゾネットタイプなど間取りの幅が広がります

ちなみに私自身は現在マンションのローンが6万円、管理費等が2万4千円で合算で8万4千円になります
今は金利がとにかく安いので借り換えをして返済期間を今までより1年延ばして毎月の負担を減らすようにしました
さらに毎月繰り上げ返済をして期間ではなく毎月の返済額を減らす返済方法を取っています
期間を短くするほうが返済の総額は安くなるんですけど、借り換えと勧められて同時に加入した医療保険があまりにもおいしいので早期返済するのが惜しくなりました
返済が終わると保険も終わってしまうんです
ですので期間短縮ではなく支払額を減らすやり方にしました

余談 

生活するにあたり一つの部屋を主寝室、もう一つを荷物が多い奥さんが使うとすると旦那さんの部屋はないです
もし旦那さんが1部屋を欲しがるなら3DK以上になり都心では相当高額になります
3Kでもいいですが最近はそんな間取りは作りませんので、奥の部屋に行くのに手前の部屋を通るような古いアパート確定です
ここは共同の部屋にするかもしくは旦那さんに部屋をあきらめてもらうしかありません

光熱費

電気ガス水道は季節によって変わりますが一年を通じて平均すれば、毎年それほど大きく変動するものではありません
18000円くらいに設定してみます
根拠は独り暮らしの人に聞くと大体10000円くらいだからです
生活習慣を見直せば1000円くらいは節約でしますし、クレジット登録でポイントを稼いだり銀行引き落としで50円割引きを使うと年総額でそこそこの節約になりますよ

携帯電話代

大手3社を使わなければかなりの節約に、新機種購入分もいれてもっと安くできるとおもいますが夫婦二人で1万円以内
結婚後に生活が大きく変わり、メールさえできればいいのであればガラケーなら3000円程度です

家のインターネット

光で4000円、固定電話がなくても光通信はできます
動画を見ないのであればパソコンとスマホをつないでテザリングでも可

食費

家で食べるご飯の食材費です、外食は別
ここは節約しても仕事のやる気に影響が出てくるのであまりお勧めはしません
生きることは食べること
平均は3~4万円くらいですが逆に増やして5万円くらいは使ってもいいとおもいます
ただし仕事してる方のお昼ご飯は毎日手作り弁当で

被服費

ここは大きく個人差が出るところです
おしゃれが好きな人にとっては3万あっても足りないでしょう
逆に1万でもおつりがくる人もいるでしょうし
最後に+αするとしてここでは金額は書かないことにします

生活雑費(小売店に払うお金)

交通費・少額医療費・外食・トイレットペーパー・洗剤・被服費に入らないような靴下や肌着なども含めます
町中のお店に払うお金と考えてください
月によってかわるとおもいますが3万円で

生命保険

個人的な考えですががん保険だけは入っておいたほうがいいとおもいます
二人に一人かかると言われてますから、夫婦のどちらかはお世話になる確率です
医療保険はいらないけどもう少し病気の幅を広げたいなら三大疾病のみの保険もありますよ
夫婦二人で1万円

お小遣い

夫婦で3万円、足りる足らないではなくこれでなんとか足らしましょう
趣味に生きるのは独身時代で終わりです

まとめ

総額いくらくらいになるでしょうか、家賃は8万と仮定して

家賃     8万
光熱費      1万8千
携帯          1万
光通信           4千
食費     5万
生活雑費  3万
生命保険  1万
お小遣い   3万 
(行の整列てどうやるんですか?泣)

23万2千円になりました
この金額が私が婚活のお相手に「生活費はどのようにお考えですか?」と詳しく聞かれた場合に家賃を住宅ローンに置き換えて提示する金額です(こんな詳細までは書きませんが)
世の中にはもっと節約して上手にやりくりしてる方もいらっしゃるとおもいます
ちょっとした娯楽やお出かけの費用に関しては結婚前と比べてしまうとどうしても窮屈ですが、お小遣いや生活雑費から出す習慣にできるといいですね

これだけの金額が生きているだけで毎月必ず出ていきます
さらに被服費を13000円とすれば合計24万5千円になります(年間で手取り294万円)
毎月服を買う必要があるかは別として身に付けるものは大事です
あまりに節約してしまうと貧相に見えてしまうので安くてもいいので定期的に新品の購入は必要です
税引き後の手取り24万5千円ということは月収で約30万くらいです(婚活で記載されている年収は税引き前の金額です、女性は意外と知らない方が多いです)

30万×12か月=約360万(年収)

この金額が世帯収入として二人分の生活に必要な年収です
他にも壊れた家具家電の買い替えや冠婚葬祭などのイレギュラーな出費は必ずあるので実際にはもっと必要です

もし専業主婦を養うなら

数字上360万円(年収)から専業主婦が可能ですが、それではまったく貯金もできませんし旅行にも行けません
大雑把に考えて月4万の貯金をして、年に1回10万程度の費用で旅行に行った場合440万(年収)で専業主婦がぎりですがなんとかできそうです

少し上乗せを考えてみる

440万で専業が可能といっても残念ながら人は年を取ります
永遠の20代・30代というわけにはいきません
年と共にどうしても多くの貯金が必要になってきます
貯金の内訳で代表的なものは下記の3つでしょう

・子供を持つなら教育費用
・家を買う
・老後に備える

これらのさまざまな費用をもし全て男が負担した場合いくらの年収が必要になるやら
やはり夫婦で仕事と家事を協力して家計を支えることは必要だとおもいます
奥さんが扶養内で働くと想定して月5万稼ぐ場合、奥さんの税金は非課税で旦那さんの所得税・住民税は割引なります
独身の440万と結婚後の440万は毎月4000円くらい手取りが違ってきます
そこに年60万上乗せされるのであれば貯金額としてはまずまずです

子供を産んで働けない期間は確かにありますがそれを差し引いても65歳までに20年くらいのパートはできるはずです
ネットの書き込みで子供を産んだら一生働けないかのような書き方する人は一度考えてみてもいいのではないでしょうか
1200万の現金が上乗せできると考えれば人生設計も少し違ってくるはずです

教育費用

教育費用に関しては家庭ごとにかなり差があるので一概に金額はいえません

余裕がなければ子供手当を全部貯金しておいて高校までは公立に通ってもらい、もし大学に行く価値がある成績を残せるなら奨学金を借りればいいとおもいます
就きたい職業によっては大学が必ずしも必要ではないはずです
学歴が関係ない職業もたくさんあります、ようはやる気と向き不向きです
もし奨学金を借りる場合は子供だけで返済するのは将来にも影響が出るので、親も体が動く限り働いて一緒に返していくべきです

ただ教育に関しては費用よりもまともな人間に育つかどうかそちらのほうが私は心配です

住宅購入

家を買うというのは野心といってもいい金額です
もし東京で考えているなら一生持てない人のほうが多いわけですから、並み大抵のことしていたら買うことはできないです

実体験でいうと爪に火を点すような生活をしないと頭金が貯められません
私は買うときに400万頭金入れましたけど普段は本当に何も買わなかったですもん
20代の終わりから貯めだしましたけどその時の友人たちには結構バカにされましたよ
でも今になって周りを見渡せばやっておいてよかったの一言です

1人で貯めると大変ですが、夫婦で貯めれば2馬力ですから少し楽だとおもいますよ
もちろん同じ志を持っていることが大事ですが

老後資金

老後に関しては年金がどれだけ減らされるかがわからないのですが今現在の支給金額の4割減、支給開始年齢を70歳と見込んでいれば現実的でしょうか
私は働くのが好きなので、体が動く限り働くつもりでいます

 

こう書いてみるとやっぱり男性一人の収入ではなかなか厳しそうです

平均以上の収入であってもプラスαはいくらあってもいいとおもいますので、家事も家計も夫婦で協力し合えるような家庭を築きたいです