交際 ⑫ さよならみっちゃん
立川アトレにあるレストラン「バケット」みっちゃんと一番利用したお店です
開店の11時に待ち合わせをしました
10分くらい前に着いてお店の前にいるとほどなくみっちゃんも到着
手には私が今までプレゼントした物のうちあまり使わないものだけを持ってきていました
主にパソコン用品なんですけどね、タブレットを使ってネットゲームをやっていたので便利品をプレゼントしたんです
もうお察しですよね、お別れということです
席について品物を渡されてみっちゃんのほうから別れを言い始めました、要約すると
彼女なりに好きになる努力をしていたのに私のほうがそれを怠ったということらしいです
それが気になりだしてからは手をつなぐのも嫌で仕方なかったし、ネットゲームをログオフした後のおやすみメールも事務的で苦痛だったそうです
それはそれは悪いことをしました、まさかそこまで嫌われていたとは思いもしませんでした
ショックを隠しながらも私としてはせっかくここまで縁あってきたのに、一方的な誤解で終わりにするのはあまりにも悲しかったので少し話をさせてもらいました
なぜ私が食い下がったかというとみっちゃんは「一緒にいて楽しい」の言葉だけは一貫して言い続けてくれたからです
容姿が劣っているのは理解していたからそれを補おうとデートプランを考えたりはしていた
みっちゃんの希望する条件は婚活においては厳しい条件なんだよ
今のまま付き合うのは難しいのはわかるけど、みっちゃんのほうも少し交際の考え方を変えてほしい
このあたりのことを懇々と説いてみましたが、彼女としては
「無理なら結婚できなくてもいい」
という答えしか出てきませんでした
ただある程度は言葉が届いたのか
「それなら友達としてお付き合いを続けよう」
「友達から好きになることもあるじゃない」
という提案をもらいました
事実上のキープですがこれは意外と妙案に感じました
婚活はそんなに簡単に決まるものではありません
ましてやみっちゃんの希望条件で簡単に決まるくらいなら婚活で泣く女性はだいぶ減るでしょう
女性ブログを読ませていただくとまともに会話が成立しなかったり、初対面からため口やボディータッチ等の非礼な男性が存在します
ほかの男性に会うことは私の存在を再認識してもらえるチャンスでもあるので、みっちゃんの提案を受けることにしました
友達関係なら私も他の人に会えます
家に帰るとすぐに婚活を再開、みっちゃんと知り合ったエキサイトを避けてプロフィールも残っているパートナーズで復帰しました
その日のうちからやり取りが始まって新しい出会いに向けて出発です
その夜は目をつむりながらいろいろ考えました
やっぱり嫌で仕方なかったという言葉が重くのしかかります
話し合いをしてとりあえず提案を受けたものの、この先みっちゃんと連絡を取るかどうかの気持ちの整理はつきませんでした
とにかく今は新しい出会いに力を入れよう、そうおもいました
こうして婚活初の交際は幕をおろすのでした
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